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こちらの展覧会は終了いたしました。
福井江太郎展「Theatre (劇場)」
期 間:2003.4.25(金)〜2003.5.31(土)
時 間:2:00-8:00pm(月曜・火曜休み) |
opening reception
4.25(金) 18:00-20:00 pm (作家が来廊いたします) |
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左より 「ロミオとジュリエット」,「三人姉妹」(チェーホフ作),「ハムレットと父の亡霊」 |
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展覧会内容
私は、1996年よりダチョウをモチーフにした作品を制作してきました。また、演劇に も非常に興味が有り、実際に数多くの舞台を手掛けてきました。この7年間のあいだ、
いくつものダチョウを描きながら、四角いパネルの中で様々な表情を見せる彼等たち が役者のように見えていたのです。そして四角いパネルはさながら劇場であるという
想いを同時に持ちながら制作を続けていました。
本展覧会はtheatreをテーマに制作した作品を中心に展示いたします。 theatreとは、今、ここにある<場>とここでしか体験できない<表現>というふたつの
意味が含まれています。美術においての「作品」、また、演劇において芝居の「中身」 あるいは「役者」が重要であることはいうまでもありませんが、今回、<場>との出会
いも、本展を企画するにあたり大きな要素となりました。
本会場は都内マンションの小さな一室です。しかし一歩足を踏み入れると、4メート ルをこえるほどの天井の高さ、後ろを振り向くと3メートル四方はある巨大な白い壁
面が出現します。この空間のありかたは、劇場のステージのように、無限の広がりを 感じさせてくれます。今回、この壁一面に巨大な絵画を出現させ、美術としての役割
を越えた演劇的な臨場感を体現させていきます。本展が美術と演劇、絵画と空間、が 融合し、新しい表現のうまれる場にしたいと思っています。(福井江太郎) |
福井 江太郎 (ふくい こうたろう) |
1969年 |
東京生まれ |
1992年 |
多摩美術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業 |
1994年 |
多摩美術大学大学院美術研究科修了 |
個展 |
1995年 |
個展(同和火災ギャラリー) |
1996年 |
個展(銀座スルガ台画廊) |
1999年 |
個展(銀座・かわべ美術) |
2000年 |
個展(銀座・ギャラリーイセヨシ) |
2001年 |
個展(銀座・ぎゃらりぃ朋) |
2002年 |
個展 (銀座・ギャラリーイセヨシ) |
2003年 |
個展 (用賀・アートコクーン) |
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グループ展 |
1991年 |
第5回多摩秀作美術展(青梅市立美術館)同'93,'94,'96 |
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第17回春季創画展(日本橋・高島屋)同'93,'94,'96 |
1992年 |
'92セントラル美術館日本画大賞展(銀座・セントラル美術館)同'94 |
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第19回創画展(東京都美術館)同'93 |
1993年 |
第11回上野の森美術館大賞展(上野の森美術館) |
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第7回2001年青垣日本画大賞展(銀座・洋協アートホール、他) |
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同'94,'95(東京新聞賞)'98 |
2000年 |
第2回日韓青年作家美術交流展(韓国大使館文化院) |
2001年 |
第20回安田火災美術財団選抜奨励展(新宿・安田火災東郷青児美術館) |
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佐久市立近代美術館新収蔵作品展(長野・佐久市立近代美術館) |
2002年 |
アミューズ・アーティストオーディション グランプリ受賞
(京都・京都市立博物館) |
他、多数 |
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空間表現における活動 |
1989年 |
劇団ブリキの自発団公演「椅子の下に眠れる人は」
美術 担当
於:日暮里サニーホール |
1997年 |
劇団C・S・C公演「夜の服」
脚本、演出 担当
於:銀座小劇場
ダンス公演「遊・漂」 (パパ・タラフマラ 白井さち子とのセッション)
構成、演出、美術 担当
於:ストライプハウス美術館 |
1998年 |
劇団C・S・C公演「眠る箱」
構成、演出 担当
於:銀座小劇場 |
1999年 |
女性合唱団<文教>(団長・文教大学教授 田村徹)
ミュージカル「娘地蔵」〜越谷民話による創作ミュージカル〜
演出 担当
於:越谷コミュニティーセンター |
2000年 |
ダンス公演 Au dela公演「夢千夜」
美術 担当
於:新大久保グローブ座 |
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パブリックコレクション |
現代美術資料センター
兵庫県青垣町
長野県佐久市立近代美術館
埼玉大学 |
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